アシュナスは、
キアンディナがヨルグナに
侵食された事実を受け止め、
間も無く行った最初の狩りで、
砕いたタラトットの
種から立ち現れた最後の光を見た。

無数の光が現れ消えゆく。

アシュナスにとっての
いつもと同じ光景。

だがそれは確かに起こった。

それはアシュナスには
与り知らぬ場所で起こった。

それこそが、
アシュナスが感じた違和感の
起因であり、後に察知する
“揺らぎ”の始めであった。