『初めての大河ドラマ
べらぼう 蔦重栄華乃夢噺
歴史おもしろBOOK』にて、
イラストをいくつか
描かせて頂きました(^^)
蔦重栄華乃夢噺は
(つたじゅうえいがのゆめばなし)の
蔦重(つたじゅう)は
大河ドラマべらぼうの主人公
蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)
さんの通称だそうです。
重三(じゅうざ)とも
呼ばれたそうです。
ジュウザかっこいいな。
こちらのムック本には、
多くのインタビューや資料、
イラストが満載です!
その中で、
僕はほんの少しお手伝いさせて
頂きました!!
【未公開カット】
【徳川家治(いえはる)】
こちら、ムックにほぼ同様の
イラストが掲載されておりますが、
微妙に違うバージョンの
幻のイラストです。
徳川10代将軍
徳川家治(いえはる)さんです。
民想い&愛妻家
として知られた方で、
暴れん坊将軍で有名な
徳川吉宗のお孫さんですね。
【徳川家基(いえもと)】
こちらもムックに掲載して
頂いてるカットと
微妙に違うバージョンの
徳川家基(いえもと)さんです。
家治さんの息子さんですね。
学問や政治に対する理解も深く、
とても優秀な方だったそうです。
後継者として“期待されていた”そうです。
【田沼意次】
田沼意次さんの
未公開カット。
こちらはムックには
掲載されておりません。
田沼意次(たぬまおきつぐ)は、
江戸幕府の老中。なんですが、
実質的な権力者だったそうで、
その治世は「田沼時代」と
呼ばれるほど特異な存在
だったらしいです。
様々なシステム政策、
改革を行なったそうです。
僕の解釈ではいわゆる
『商い』に特化した人物であったと。
だからこそ、商いにまつわる発展も
あれば、マイナス面も…ありますよね。
故に、まぁ最終的には一揆なども
起こってしまったんだとか。
当然、評価もされつつ
賛否両論あったそうです。
ただ、ムックにて
『遺訓』が読めるのですが、
イメージが違うというか、
忠義に熱く、家臣に優しい
人物に思えるのですよね。
現代に生きていたら、
どこかの会社の優秀な『CEO』に
なってたかもしれませんね。
べらぼうにおける
キーパーソンだと思いました。
【ゲーテ】
ゲーテ先生。描かせて頂きました。
こちらは掲載のカットよりかなり
デフォルメした感じで描いた
ゲーテ先生です。
ゲーテ先生といえば、
ファウストですよね。
メフィストフェレスですよね。やっぱり。
様々な作品に
影響を与えた作家さんだと
思うのですが、なんと!
べらぼうの主人公
蔦屋(つたや)重三郎さんと
同世代だそうです。
このあたりの歴史感といいますか、
面白いですよね。
【アイコン絵】
(こちらの絵は、 べらぼうや江戸とは
関係ないのですが参考までに)
こんな感じで江戸の人々を
デフォルメした
アイコンなどもたくさん
描かせ頂きました!
個人的にアイコン絵
気に入ってます!
(掲載カットはアウトラインもなく、
もっとデフォルメしております!)
いろんなページに散りばめられて
掲載して頂いてるので、
探してみるのも面白いかも
しれません!
【あらためて、
初めての大河ドラマ
『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』
歴史おもしろBOOKについて。】
ネタバレは避けつつ、
ザックリな説明とさせて頂きますが、
こちらのムック、
とにかく情報が豊富で
非常に分かりやすい構成になっています。
大河ドラマに出演されている
俳優さん達や脚本家さんのインタビュー、
ドラマのあらすじに加えて、徳川家治や田沼意次、もちろん主人公の蔦重が活躍した時代の背景を丁寧に掘り下げています。
蔦重さんが生活してた頃の
江戸時代の文化全般、例えば書籍や言葉遣い、服装や髪型、さらには当時の政治や経済に関わる“システム”など、多岐にわたるテーマが記載されています。
特に、ドラマの背景を知りたい方や、
この時代について初めて学ぶ方にとって、
非常に興味深く、分かり易く、
楽しめる内容になっていると思います。
大河ドラマ べらぼう
をもっと楽しみたいという方に
おすすめだと思いました!
【貸本について】
どの情報も興味深かったのですが、
蔦重さんといえば、
『出版』だと思いますので、
あえて触れたいなと思うのが、
『貸本』のくだりです。
貸本というと、
僕の中ではまず
水木しげる先生が思い浮かびますが、
それが江戸時代から存在していたとは
驚きです。
本当に長い歴史があるんだなと。
貸本から話がそれるのですが、
日本における読み物の歴史といえば、
やはり『竹取物語』が
その始まりと言われていますよね。
その時代から江戸時代を通り、
脈々と受け継がれてきた文化があって、
今こうして僕も
この文章を書いている。
そう考えると、壮大と言いますか、
とても感慨深いものがあります。
読み物や物語の歴史の奥深さを、
改めて感じました。
【1700年代の世界】
大変勉強になったのは、
徳川10代目の頃、『世界』では
産業革命など、
世界的に見ても激動の時代。
『技術的な大変化』『自由』『革命』
などがキーワードかなと思います。
これらは、
まるで2025年を目前にした
現代を映しているかのようですね。
技術や価値観が大きく変わる時代の中で、人々がどのように生きていたのかを知ることができ、とても興味深く、
勉強になりました。
【余談。寺子屋】
全くご存知無い方のために
ために描かせて頂きますと、
僕の描かせて頂いた
爆TECH!爆丸の中に、
爆丸道場という場所が
出てくるのですが、
僕の中では寺子屋のような
学舎(まなびや)という
イメージでした。
寺子屋、寺子屋システムと
ことあるごとに
書いてきたのですが、
ガチで寺子屋のイラストを
描かせて頂く日が来るとは
夢にも思いませんでした。
人生何が起こるか
分かりませんね。
余談でした。
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改めて、
初めての大河ドラマ
『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』
歴史おもしろBOOK
についてですが、
大河ドラマに関する事に、
ほんの少しですが、
携わらせて頂いた経験は
はじめてだったので、
貴重な体験させていただきました🙏✨
僕がこの記事で
触れた部分は
ほんの一部です!
ご興味ある方は
是非手にとって頂ければと
思います!