ピクサー映画の
マイエレメント。
映画館で見てきました。

感動しました。

ネタバレ含みますので、
まだ見てない方はご注意下さいね🚥/

火のエレメント、エンバーと
水のエレメント、ウェイドの物語。

ウエストサイドストーリーや
ロミオとジュリエット。
のような愛の物語
だったんですね。

僕は
異種族ミスマッチものといいますか、
異文化交流ものが
けっこう好きなジャンルですね。

本来相容れない
エレメントの関係を
愛と創意工夫で乗り越えていく
物語にグッときました。

小船で新天地に降り立ち、
開拓精神で頑張る
火の夫婦と幼きエンバー達の日々。
冒頭から心にささりまくりです。

興味深いなと思ったのが
エンバーの才能と癇癪(かんしゃく)。

エンバーには悩みがある。
ガラス職人に本当はなりたいのに…。
 
みたいなお話しではなくて、

本人さえも
才能や癇癪の理由に全く気付いていない。

なるほどーと思いました。

様々な外的状況で、

そもそも
本当は自分が何がしたいのか
“考えたことすら無い。”

埋もれてしまう心の声。

時代というよりは、
環境や状況によって生じてしまう
物語なのかもしれませんね。

それから、
ウェイドの家族が
抵抗ゼロでエンバーを
迎えいれたシーン。

目頭が熱くなりました。

近代的といいますか
もはや未来的な包容力。
これには色々な意味で
『余裕』が必要なのだということは、
我々の世界との
共通点かと思います。

認めない父。と
最大の敬意。にまつわるお話しにも
胸を打たれました。
信じるものの世代間の差。
いつの間にか誰かの人生を生きていたり
誰かに夢を勝手にたくしたり。
夢を背負ったり、気付かなかったり
蓋をしたり、誤魔化したり、
無かったことにしたり、
そうせざるをえなかったり。
だけど認めてもらいたかったり。

普遍的な関係性の物語。
心に響きまくりでしたね。

自分語りになって申し訳ないのですが、
僕も生まれてすぐに
海外で四年ほど過ごし、
5〜6才の頃に日本に帰国する。
という体験をしました。

言語や文化をインストール。
アンインストール。
再インストール。
せねばならなかった経験が
エンバー達の物語に重なったのかも
しれません。

マイエレメント。
改めて
僕にはめちゃめちゃささりました。

違うエレメントだからという
エレメント間の違いだけではなく、
様々な信念の差と歩み寄りの物語。

大好きなピクサー作品の
一つとなりました。

…ピクサー作品。
最近見たなかで

最近といっても
どこでくぎりましょうか。

トイストーリー3が好きなんで、
リー・アンクリッチ監督の
リメンバー・ミー以降で
見た作品だと、

ソウルフル・ワールド
2分の1の魔法
私ときどきレッサーパンダ
バズ・ライトイヤー

どれも傑作でした。
忖度無しで。
ホントすごかった。

素晴らしすぎるよ。
ピクサー。

リメンバー・ミーも
号泣ものですよ。

うーむ。すごい。

マイエレメントの監督は
ピーター・ソーン監督だそうで、
アーロと少年の監督でもありますね。
アーロと少年には
爆TECHのトーガ役で
お世話になった
かぬか光明さんが出演されてますので、
是非チェックしていただければと
思っておりますよ!

ピクサーではないけど、
3Dアニメーションでいえば、
マリオの映画もめちゃめちゃ
面白かったなぁ!!!!!

というお話しでした!🚥/